起始
- 肩甲骨の肩峰と第3肋骨胸骨端を結ぶ線付近の胸骨筋膜
停止
- 下顎骨の下縁を通り、頬骨弓や下眼瞼に至る(咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に移行する)
作用
- 頚部の皮膚に皴をつくり、頚筋膜および咬筋筋膜を緊張させ、口角を下方へ引く
日常での動作
- 驚きの表情
- 口角を下げつつ頚部に力を入れると、頚部に縦スジが出る
神経支配
- 顔面神経の頚枝
筋連結
- 大胸筋(筋膜)
- 僧帽筋(筋膜)
- 表情筋(皮膚)
特徴
- 浅頚筋群に分類される
- 皮膚につく皮筋で、顔面神経支配であることから顔面の表情筋と同系である